こんにちは!『ことのは塾』ごはん部の山佳若菜(やまよし わかな)です。
あなたのお店の商品が誕生するまでには、色々なことがあったのではないでしょうか?
失敗したり発見したり、試行錯誤を重ねてやっと作り上げた新作だったら、そのことをお客様に伝えないのはもったいないですよね!

あるクッキー屋さんでは、メールマガジンに『新作クッキーが誕生するまで』のエピソードを載せたことがありました。
キッカケは、"お客様の何気ない一言"。
「季節のフルーツが入ったクッキーは無いんですか?」
この店には、ナッツ類やチョコレートが入ったクッキーはありました。
しかし、フルーツの入ったクッキーは品揃えの中に無かったのです。
「よし!フルーツ味のクッキーを作ってみよう!」
一念発起した店長さんが直面したのは、フルーツの"風味"を出す難しさ・・・。
粉糖にフルーツパウダーを混ぜたものをクッキーにまぶしてみたのですが・・・これではどうも甘すぎます・・・。
何度も試作を重ね、試行錯誤の日々が続きました。
そして、試作開始から1ヶ月後、"突破口"が見つかりました。
クッキーにまぶすのではなく、生地の中にフルーツパウダーを混ぜるようにしたのです。
そうすることで、粉糖の甘さにも負けず、なおかつフルーツ感もたっぷりのクッキーが出来上がったのです!
このお話を聞けば、とてもこだわって作られたクッキーなんだということがよくわかります。
「こんなに苦労して作られたクッキー・・・一度、食べてみたい!」
そう思わない人は、いないのではないでしょうか。
このように、『商品が誕生するまでの物語』を書くと、お店の思いやこだわりがしっかりとお客様に伝わるようになるのです!
・・・
『商品誕生物語』を書く時には、こんなポイントを書いてみると良いでしょう。
1)「こういうモノを作ってみよう!」と考えるようになった"キッカケ"
2) 商品開発の"壁" 〜 どうしてもうまくいかないところ
3) "突破口" 〜 その"壁"を乗り越えることができた"ポイント"
この3つを書くようにすると、話がまとまりやすいのでオススメです!

「こんなの作ってみようかな」と思いついて、すぐに満足のいくものが作れることは少ないでしょう。
その間の"苦労"や"試行錯誤"を描くことで、「これはきっとおいしいに違いない!」とお客様の「期待感」を高めることができるのです!
・・・
「自分の店では、販売だけで商品を作ってはいないんです」という方でも、この書き方は使えます!
例えば、一つの商品を仕入れるのにも、様々な"苦労"や"努力"があったのではないでしょうか?
「こういうモノを仕入れてみたい!」というように考え始めた"キッカケ"
「満足できるモノが見つからない」、「取引条件が折り合わない」といった"壁"
「1年以上の交渉でやっと仕入れができるようになった!」というような"ポイント"
それらのエピソードを描いていけば、お店の"想い"が伝わります!
自分のお店で商品を作っている方も、仕入れたモノを販売している方も、
ぜひ、この「3つのポイント」を書いて、"こだわり"をお客様に伝えていきましょう!
--- ごはん部 第40号おわり ---
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